算数・数学は、物事を記号や数字に置き換えて、単純にすることです。
ひらがなを漢字に置き換えるように、記号や数字に置き換えて、物事を簡単に判断できるようにしましょう。
如水誠塾では、算数・数学の基本能力を上げるための簡単なドリルがあります。
それは「1分以内で九九を暗唱!」です。
ほとんどの人が、何を今更!と言います。
しかし、ほとんどの人が、最初は1分以内では暗唱できません。
あちらこちらに引っかかり、慌てたりして正確に素早く行うことができません。
最初の1回目で合格できる生徒は、その後の算数・数学の学習において、いずれにおいても間違いなく簡単に90%以上の点数を出せる生徒です。
基礎力がしっかりしているので、すぐに解法テクニックを教えても、素早く身に付け実践できます。
まずは、九九を1分以内で暗唱できるようにしましょう。中学3年生であっても、まずはこれをクリアしてもらいます。
本気になって行うことで、今まで本当には気づいていなかった集中力の低さや、問題に取り組む上での計画性の無さを思い知らされることでしょう。
しかし、これを行うことで、問題に取り組む上での、集中力、計算力、計画力、実行力の全てが超一流になります。
どんなに算数・数学が苦手でも、私は「九九を1分以内で暗唱できる!」という素晴らしい自信が生徒の中で芽生えます。
これは大きな変化の大事な第1歩となります。
第2歩目は「エジソンクラブの積み木」を使ったドリルを行います。
これに慣れることで、記号と数式とグラフなどで描かれる、もやもやとした数学的な世界を、頭の中で、積み木を手でつかむように、見ることができるようになります。
九九と積み木はあくまで予備練習なので、そればかりをやるわけではありません。
難問を解き明かす時に、いつでも、九九や積み木のように、すっきりと正確に素早く行えるようにしようと思えるようにするために行います。
どんなに難しくても、九九や積み木みたいにできるようにすればいいんだな!と自発的に問題に取り組む姿勢こそが、算数・数学では大切だからです。
また、九九と積み木で身に付く超感覚は、スラッシュ・ラーニングをさらにより良いものにします。